心の病を治すには心身の変調を見逃さずに適切な治療を受けることが大切

サイトメニュー

診察

昔は好き、今は普通

長い人生において、好きなもの、嫌いなもの、普通のものなどの興味のあり方は皆さんそれぞれであり好きなものは皆さんバラバラで当たり前です。たとえ今は昔のものに興味を失うことがあってもそれは普通です。今の感情をぜひとも大切にしてください。
医者

興味を持てるようになる

さまざまなことへの興味を失う状態は心の病気が理由になっているケースがあるので、精神科で診察を受けて適切な治療を提案してもらいましょう。自己治療では治すのが難しいため、ほとんどの場合サプリメントや市販薬では解決できません。

誰もが患う病気

医者と看護師

神経伝達物質や本人の性格が影響します

気分の深い落ち込みを感じたり興味を失うという感情の変化は誰もが一度は経験したことがあるはずです。しかし感情表現が乏しくなったり何事にも意欲がわかず、集中力が続かないなど日常生活において明らかにいつもと違う症状が認められる場合があります。このような症状が一定期間続いた場合にはうつ病や統合失調症などの心の病になっている可能性があります。今まで熱中していた趣味や遊びに対しても急に興味を失うことがあれば、病気であることを疑ってみましょう。特にうつ病患者は1996年頃までは約43万人であるのに対して、現在では100万人を超えています。このような理由から、うつ病は他の病気と同様に誰もが患う可能性があるごく普通の病気として認識されています。そして一般的に心の症状を扱うのが精神科です。心療内科はストレスなどが原因による身体的な症状が対象です。しかし自分の症状を正確に判断するのは容易ではありません。まずは身近なメンタルクリニックを利用するのが良いでしょう。精神科や心療内科では患者の置かれた環境や性格などを十分に考慮しながら、個々に応じた治療法を選んでくれます。薬による治療が中心になりますが、必要に応じて心理療法も取り入れていくことがあります。そして患者を抱える家族の負担は計り知れないほど大きなものです。医療機関と家族がコミュ二ケーションを円滑にすることで家族の負担が軽減され、治療効果も高まります。精神科や心療内科では本人だけでなく、家族や身近な人からの相談も受け付けていることがあるので、確認してみましょう。

うつ病の症状である意欲や興味を失うという症状はいくつもの原因が複雑に絡み合いながら、ストレスをきっかけとして発症することが知られています。このような症状があるからと言って、なまけ心がそうさせているわけではありません。中でも非定形型うつ病では特定の好きなことだけに興味を示すなどの症状が見られ、周囲から誤解を招くケースもあります。さらにうつ病独特の憂うつな気分とその反対の明るく振舞う躁状態とを交互にくり返す人もいます。これは双極性障害と言われ、診断が難しいで症状です。憂うつな気分や意欲や興味を失う大きな原因と考えられているのがセロトニンなどの神経伝達物質の減少です。この物質が減ることで、脳の機能が低下することが知られています。抗うつ剤を使用すれば、神経伝達物質を増やすことができるので、うつ病に伴うさまざまな症状を解消することが期待できます。そして心の病を発症させやすくするのが本人の気質や性格です。患者は真面目で仕事熱心であることが多く、職場で高い評価を受けている人もいます。しかし循環気質や執着気質など偏った考え方を持っていることから、さまざまな問題を抱えてしまうことが知られています。このような気質や性格の改善に高い効果が期待できるのが心理療法です。認知行動療法や認知分析療法、対人関係療法など、さまざまな方法を必要に応じて組み合わせていきます。このような心理療法を行うのは医師や臨床心理士などですが、治療を進めていくうえでお互いの信頼関係がとても大切です。治療効果を高めるためにも、話しやすく相性が良いと感じられる医師や臨床心理士による治療が必要です。

ハートと聴診器

興味の悩みはクリニックへ

楽しんでいた仕事や趣味から興味を失うようになったときにはうつ病を疑ってクリニックへ行きましょう。よく話を聞いてくれる医師を選ぶのがまず大切です。そのうえで知人と接触するリスクが低く、経験が豊富な医師がいるクリニックを選ぶとより良いでしょう。